この記事でわかること
- 底に残る量は、その回が多かったという見方
- 回数はパッケージの目安から減らせること
- 上の魚と、底の魚・エビで餌の届き方が違うこと
- 留守前に増量しない理由
食べきれなかった分が、その水槽の上限です。
人工飼料の袋には、1日の回数や量が書かれているものがあります。それは起点です。同じ表示でも、魚の数、水温、フィルターの能力で水槽に残る量は変わります。残ったら次回は減らします。残らないからといって、表示より大幅に増やす必要はありません。
| 与えたあと | 読み方 | 次 |
|---|---|---|
| 底に残らず消える | その回の量は水槽に残っていない | 底の魚が食べているかも見る |
| 底に沈んで残る | 多いか、食べる魚がいない | 吸い出して、次は減らす |
| 水面に膜が残る | 油分や粉が浮いている | 量を減らし、油膜の記事も見る |
| いつも餌に群がらない | 水温、水質、病気のどれもあり得る | 量を増やす前に環境を見る |
浮く餌だけだと、底の生体に届かないことがあります。
ネオンテトラやグッピーは、水面から中層で餌を取りやすいです。コリドラスやエビは底です。浮くフレークだけを入れていると、上の魚が先に食べ、底には粉か、何も残らないかのどちらかになります。底で暮らす生体がいるなら、沈む餌が底まで落ちるかを見ます。
中層の群れ浮く・ゆっくり沈む餌
群がってすぐ消えるかを見ます。底に層になるほどは入れません。
底の魚・エビ沈む餌
上の魚が食べる前に底へ届く形を選びます。届いたあとも残るなら量を減らします。
ベタは口が大きく、粉のフレークを水面で待っていることが多いです。沈んだまま残る錠剤を、ベタが必ず食べるとは限りません。ヒレの長い個体は、強い水流の中では餌の位置まで泳ぎきれないことがあります。
旅行前に、餌をまとめ与えしません。
留守の長さで安全な絶食日数は、このページでは決めません。稚魚、入れたばかりの魚、餌をすでに食べていない魚は、安定した成魚と同じ日数では扱えません。
- 出発の日に、普段の何倍も入れない
- 自動給餌器は、1回を少なく設定し、家にいるうちに1日分を試す
- 固形の休暇用餌は、パッケージの日数を超えて入れない。溶けて底に残る製品がある
- 長い留守は、普段の量を知っている人に渡す
- 出発前に、死骸、食べ残し、フィルターの流量を見る
冬に電気が止まるときの水温は 冬の水温 です。餌とは別に、ヒーターが水中にあるかを見てから家を出ます。
残したあとは、量を直してから水を換えます。
底の食べ残しは、水換えのときに吸い出します。吸い出した同じ日に、また満腹まで与えない。臭いが強くなった、水面に膜ができた、水が白い、は餌がきっかけのことがあります。それぞれ 臭い、 油膜、 白濁り で切り分けます。
与えすぎは よくある失敗 の一つです。このページは、残ったかどうかを次の量に戻す手順に絞っています。水換えの割合そのものは 水換えと水質管理 です。
残った餌で水が汚れるなら、
換水の手順をあわせて見ます。
量を減らしたあとも臭いが残るなら、底床とフィルターの状態が次の確認です。
よくある質問
熱帯魚の餌は1日何回与えますか?
回数の起点は、その餌のパッケージに書かれた給餌目安です。水槽の底や水面に残るなら、回数も量も減らします。残らないことと、底の魚まで届いていることは別です。
旅行で家を空けるとき、餌を多めに入れておけばよいですか?
出発前に増量しません。食べ残しは、留守中に分解されて水を汚します。自動給餌器を使うなら、1回の量を普段より少なくして、出発前に1日分を試します。固形の休暇用餌は、製品が示す日数を超えて入れません。
餌を抜くと、すぐ魚は死にますか?
このページでは、何日までなら安全という日数は書きません。体調を崩している個体、稚魚、入れたばかりの魚は、成魚の群れと同じ扱いにしません。長い留守は、量を増やして放置するより、見てもらえる人へ普段の量を渡す方が水は汚れにくいです。