常時録画するかどうかで、電源方式を先に絞ります。
常時給電
コンセント・PoE
24時間録画や高頻度の検知に向きます。配線経路と屋外での防水処理を確認します。
配線を減らす
電池・ソーラー
工事を減らせますが、充電、日照、検知頻度によって稼働時間が変わります。
- 屋外コンセント:構成が分かりやすく、AC給電のWi-Fiカメラで使いやすい
- PoE:LANケーブル1本で通信と給電をまとめられる
- 電池:配線不要だが、定期的な充電・交換が必要
- ソーラー:日照条件と充電能力に左右される
屋外コンセントは、電源を取りやすい一方で防雨処理が必要です。
玄関や外壁に既存の屋外コンセントがあれば、AC給電タイプを設置しやすくなります。ただし、アダプタ、接続部、延長部分まで屋外使用に対応しているとは限りません。
- カメラだけでなくACアダプタの使用場所を確認する
- 接続部を地面や雨水がたまる場所へ置かない
- 家庭用の室内延長コードを常設しない
- コンセント増設や固定配線は、必要に応じて有資格者へ依頼する
PoEなら、カメラの近くにコンセントを増やさずに済みます。
PoE対応カメラは、室内のPoEスイッチやNVRからLANケーブルで通信と給電をまとめられます。駐車場や2階外壁など、カメラ付近にACコンセントを置きにくい場所で候補になります。
一方で、壁への穴あけ、屋外LANケーブルの経路、防水コネクタ、PoE給電容量の確認が必要です。Wi-Fiとの比較はWi-FiとPoEの選び方で整理しています。
電池・ソーラーは「工事不要」の代わりに、稼働条件を確認します。
電池式は、常時録画ではなく動体検知時だけ録画する製品が多く、通行量や検知回数によって電池の持ちが変わります。ソーラー式は日陰、北向き、冬季、長雨などで充電量が不足する場合があります。
- 常時録画が必要か
- 充電のためにカメラを外しやすい位置か
- ソーラーパネルへ十分な日照があるか
- 低温・高温時の使用条件を満たすか
より詳しくは電池式防犯カメラとソーラー防犯カメラで分けて整理しています。
よくある質問
屋外にコンセントがない場合、防犯カメラはどう設置しますか?
PoEで室内側からLANケーブル経由で給電する、電池式・ソーラー式を選ぶ、屋外コンセントを電気工事で増設する方法があります。常時録画を重視するなら、電池式より常時給電できる方式が向きます。
室内用の延長コードを屋外で使ってもいいですか?
常設用途では避けてください。屋外で使う電源部品は、防雨・防水性能や使用環境を確認し、必要に応じて電気工事士へ依頼してください。