まず製品仕様の「水平画角」を確認します。
水平画角は、カメラが左右にどれくらい広く映すかを表します。数値が大きいほど広く映りますが、同じ画素数なら1人あたりに使える画素は少なくなります。
広い画角
全体を見る
玄関前や駐車場全体を一度に確認しやすい一方、遠くの人物は小さくなります。
狭い画角
対象を大きく見る
門扉や通路など、見る場所を絞って人物や車を大きく残しやすくなります。
同じ画角でも、対象が遠いほど横に広い範囲が入ります。
カメラのすぐ前では狭い範囲しか映りませんが、5m、10mと離れるほど同じ画角の中に入る横幅は広がります。その代わり、人や車は画面内で小さくなります。
- 玄関:人が近いので、広角すぎると周囲が入りすぎることがある
- 駐車場:全体を見たい場合は広角が使いやすい
- 門扉:通過する人物を大きく残すなら、範囲を絞る選択もある
「何m先まで人物を見分けられるか」は画角だけでは決まらないため、防犯カメラの撮影距離で別に整理しています。
広角にしすぎると、見たい対象が小さくなります。
「広く映る=性能が高い」とは限りません。敷地全体を1台で映せても、人物の顔や車の特徴が数十ピクセル程度しか残らなければ、あとから確認しづらくなります。
- 全体把握が目的なら広角
- 人物確認が目的なら通路や門へ絞る
- 両方必要なら、全体用と確認用を分ける
また、広角にすると隣家や道路も入りやすくなります。プライバシーの注意もあわせて確認してください。
固定前に、実際の位置からスマートフォンで画面を確認します。
- 守りたい対象を決める
- カメラを仮置きする
- 昼と夜の映像を確認する
- 人物や車が必要な大きさで映るか確認する
- 隣家・道路・空など不要な範囲を減らす
よくある質問
防犯カメラは横にどれくらい映りますか?
横幅はカメラの水平画角と対象までの距離で変わります。同じ100度の広角でも、近距離では狭く、離れるほど広い範囲が入ります。製品仕様の水平画角を確認してください。
広角なら広い場所を1台で全部見られますか?
広角にすると広い範囲は入りますが、同じ画素数なら人物や車が画面内で小さくなります。全体把握と顔・ナンバー確認を両立しにくい場合は、役割を分けて複数台にします。