01
カメラ側のACアダプタを省けるのがPoEの分かりやすい利点です。
通常のLANは通信だけですが、PoEでは同じケーブルで電源も供給します。玄関、駐車場、2階外壁など、カメラの近くへコンセントを増やしにくい場所でも、室内側からLANを通せれば給電できます。
ただし、PoEに対応していないカメラへLANケーブルを挿しても給電はできません。カメラと給電側の両方が対応している必要があります。
02
見るべきなのは、ポート数より総給電量です。
給電にはPoEスイッチ、PoE対応NVR、PoEインジェクタなどを使います。4ポートの機器でも、接続するカメラの消費電力合計が給電上限を超えれば安定しません。
- カメラが対応するPoE規格
- 1ポートあたりの給電上限
- スイッチ・NVR全体の給電容量
- LANケーブルの距離と品質
- 屋外コネクタの防水処理
03
複数台を常時録画するなら、PoEの利点が出やすくなります。
Wi-Fiが弱い建物裏へ置く、3台以上をNVRへまとめる、24時間録画を続ける、といった構成では有線化する意味があります。一方、室内へ1台だけ追加するなら、LANを新しく引くよりWi-Fiカメラの方が簡単なこともあります。
配線が100m近くなる場合や離れた建物まで引く場合は、単に長いケーブルを買う前にLANケーブルの距離も確認してください。
よくある質問
PoE防犯カメラとは何ですか?
LANケーブル1本で通信と給電をまとめる方式です。PoE対応カメラと、PoEスイッチまたはPoE対応NVRなどの給電側機器が必要です。
Wi-FiよりPoEの方が安定しますか?
無線の混雑や壁の影響を受けないため、常時録画や複数台ではPoEが扱いやすい場合があります。一方でLAN配線の施工が必要です。