2階設置は「全体を見る」用途に向きます。
2階の外壁やベランダ付近から設置すると、玄関前や駐車場全体を見渡しやすく、手の届きにくい位置なのでカメラへ触られにくい利点があります。一方、人物を真上に近い角度から撮ると、帽子や頭部が中心になり、顔の特徴を残しにくくなります。
向いている
敷地全体・進入経路の確認
人や車がどこから入ったか、駐車場全体の動きを見る用途です。
注意が必要
顔・ナンバーの確認
高すぎる位置からの強い俯角では、必要な特徴が映りにくくなります。
高くするほど、カメラ直下に近い人物の顔が見えにくくなります。
同じカメラでも、設置高さと対象までの水平距離で見え方が変わります。2階から真下の玄関だけを見る構成より、少し離れた門扉や駐車位置を見る方が、人物を斜め前から捉えやすくなる場合があります。
- 玄関ドアの直上から真下へ向けすぎない
- 顔を確認したい位置で、目線に近い角度が残るか確認する
- 広角にしすぎて対象が小さくならないようにする
- 夜間は赤外線や照明の反射も確認する
2階だけで足りない場合は、役割を分けて2台にします。
1台で敷地全体と顔の確認を両立しようとすると、広角・高さ・画質の条件がぶつかります。必要なら、2階は全体監視、玄関付近は人物確認というように役割を分けます。
- 2階:駐車場や庭、進入経路を広く見る
- 1階:玄関、門扉、通用口で人物の特徴を見る
複数台にする場合は、Wi-Fiが2階外壁まで届くかも確認してください。弱い場合はWi-Fi対策やPoEを検討します。
固定前に、昼・夜・実際の人物位置でテストします。
- 見たい場所に人や車を置いて仮撮影する
- 顔や車の特徴が必要な大きさで映るか確認する
- 夜間の赤外線・照明・逆光を確認する
- 隣家や道路を必要以上に映していないか確認する
- 清掃・再起動・交換時に安全にアクセスできるか確認する
よくある質問
防犯カメラを2階から付けても人の顔は映りますか?
広い範囲は映せますが、高い位置から強く見下ろすほど頭頂部が中心になり、顔を確認しにくくなります。顔や車両を確認したい場所がある場合は、距離と画角を見ながら角度を下げすぎない位置を選びます。
2階の防犯カメラは何mくらいの高さになりますか?
建物によって異なります。重要なのは階数ではなく実際の設置高さです。高すぎると顔が見えにくく、メンテナンスも難しくなるため、設置目的と撮影対象に合わせて決めてください。