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仕訳帳を開かずに申告まで終えたいなら、freeeです。

記帳は明細ごとに「何の支払いか」を選ぶ形で、確定申告書は〇×の質問に答えて作ります。個人向けは年11,760円から。消費税の申告もする人は、年23,760円のスタンダードが要ります。

記帳は「取引」の登録、申告書は〇×の質問で作ります

freee会計は、対応する1,000以上の口座やサービスから明細を取り込み、1件ずつ「何の支払いか」を選んで登録します。この登録の単位をfreeeは「取引」と呼び、仕訳と入金・支払の状態をまとめて持たせています。毎日触るのは取引の一覧で、借方・貸方を並べた仕訳帳ではありません。

確定申告書は〇×の質問に答えて作り、そのまま電子申告で出せます。ここまでは一番安いスターターでもできます。見積書と請求書も全プランで作れます。

合わないのは、簿記をすでに覚えていて仕訳を一行ずつ直したい人と、顧問税理士が別のソフトを指定している人です。前者ならマネーフォワードのほうが画面の作りが近く、後者は税理士に合わせたほうがデータの受け渡しで手間が増えません。

個人は、消費税の申告をするかでプランが決まります

freee会計 個人事業主向け(税抜、2026年11月1日確認)
プラン 年払い 月払い 増える機能
スターター 11,760円 1,780円/月 確定申告書、明細取得、請求書。レシートは月5枚まで
スタンダード 23,760円 2,980円/月 消費税申告(インボイス対応)、レシートは月10GBまで
プレミアム 39,800円 なし 電話サポート、税務調査サポート(30時間分)、乗換代行
入力おまかせ 49,800円 なし 入力と仕訳の代行。月60件まで、61件目から1件70円

消費税の申告をしなければならないのは、インボイス発行事業者に登録した人と、前々年の課税売上高が1,000万円を超えた人です。前年1〜6月の課税売上高が1,000万円を超えた場合も課税事業者になります。どれにも当たらなければ、スターターで足ります。

スターターで引っかかりやすいのはレシートの枚数です。撮影もパソコンからのアップロードも合わせて月5枚までなので、経費の領収書を画像で残すならスタンダードにします。

月払いは割高です。1年使うと、スターターは21,360円で年払いより9,600円多く、スタンダードは35,760円で12,000円多くなります。プレミアムと入力おまかせは年払いしか選べません。

法人のひとり法人プランは、電話サポートなしの記帳用です

freee会計 法人向け(税抜、2026年11月1日確認)
プラン 年払い 月払い 人数と違い
ひとり法人 35,760円 3,980円/月 1人。電話サポートと経費精算なし
スターター 65,760円+従量 7,280円/月+従量 3人。電話サポートあり
スタンダード 107,760円+従量 11,980円/月+従量 3人。経営分析のカスタムレポート

ひとり法人プランでも決算書は作れます。freeeはこのプランを「一期目の決算を終えている法人」が記帳をクラウドに移すためのものとしていて、設立したばかりの法人には電話サポート付きのスターターを案内しています。人を足す場合、ひとり法人は1人月1,000円(年払い)で2人まで、スターター以上は経理担当者などを1人月300円(年払い)で上限なく足せます。

スターターとスタンダードの「従量」は、経費精算を使った人1人につき月300円と、一括で作った請求書などをfreeeからメールで送ったときの1件95円です。

法人税の申告書を作る機能は、freeeの料金一覧では会計とは別の「freee申告」(年払いのみ、月29,800円から)として載っています。

マネーフォワードとの差額は、12月1日に縮みます

個人で消費税の申告がないなら、freeeのスターター(年11,760円)とマネーフォワードのパーソナルミニ(年10,800円)の差は960円です。

消費税の申告があると差が開きます。freeeのスタンダードは年23,760円、マネーフォワードのパーソナルは年15,360円で、8,400円違います。ただしマネーフォワードは2026年12月1日からパーソナルの年払いを22,560円に上げると発表していて、それ以降の新規契約と更新では差が1,200円になります。

操作の違いや税理士とのやり取りも含めた比べ方は、freeeとマネーフォワードの比較に書きました。

申し込む前に、無料で試せます

個人向けは全プランを無料で試せて、クレジットカードの登録は要りません。法人向けも30日間無料で、こちらもカードを登録せずに始められます。

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よくある質問

簿記が分からなくても、freeeは使えますか?

freeeは公式に「確定申告初心者でも使いやすい」としていて、申告書は〇×の質問に答えて作ります。日々の記帳も、明細ごとに何の支払いかを選んで登録する形です。仕訳を一行ずつ自分で直したいなら、マネーフォワードのほうが合います。

消費税の申告は、どのプランからできますか?

個人向けはスタンダードからで、年払いだと23,760円(税抜)です。スターターでは消費税の申告書を作れません。2026年11月1日に公式の料金ページで確かめました。

社長1人の法人なら、どのプランですか?

記帳が中心ならひとり法人プランで、年払い35,760円(税抜)です。メンバーは1人で、電話サポートと経費精算は付きません。freeeはこのプランを一期目の決算を終えた法人向けとしていて、設立したばかりなら電話サポート付きのスターター(年払い65,760円+従量課金)を案内しています。

月払いと年払いで、いくら違いますか?

1年使うと、スターターは年払いのほうが9,600円、スタンダードは12,000円安くなります(税抜)。プレミアムと入力おまかせは年払いしかありません。

参照した資料

2026年11月1日に、次のページで料金と機能を照合しました。

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