まず確認したいのは、置く場所の条件です。
防犯カメラは、同じ見た目でも使える場所が違います。玄関の内側、軒下、駐車場、店のレジ前では、雨、逆光、電源、電波の条件が変わります。先に「どこを見たいか」を決めると、屋内か屋外か、有線か無線かを絞りやすくなります。
家・玄関
軒下なら屋外対応、室内なら屋内カメラが候補です。配線を増やしたくない場合は無線、電波が弱い場合は有線を検討します。
店舗・事務所
出入口とレジ、在庫置き場など、見る場所が増えやすいです。台数が多いほど、配線をまとめられる有線が扱いやすくなります。
駐車場・敷地
雨、直射日光、夜間の暗さが重なります。屋外対応に加え、電源の取り方と夜間の見え方もあわせて確認します。
屋内用と屋外用は、置き換えて考えない。
屋内向けの製品は、雨やほこり、夏の高温を想定していないことがあります。反対に、屋外対応の製品は室内でも使えますが、サイズや赤外線の強さが室内向きでない場合もあります。箱の「屋外」表記だけでなく、取扱説明書の使用温度と防塵・防水の目安を見てください。
- 軒下でも雨は入ります。横殴りの雨や結露で、屋内カメラが傷むことがあります。
- 直射日光と西日。レンズに光が入ると、昼間でも顔やナンバーが見えにくくなります。
- 室内のコンセント。屋外に置く場合でも、電源アダプタを雨のかからない位置に置く必要があります。
手軽さを取るならWi-Fi、安定性を優先するなら有線。
無線カメラは、コンセントがあれば置き場所を変えやすいです。その一方で、壁や距離で映像が途切れたり、家庭のWi-Fiを圧迫したりします。有線カメラは配線の手間がありますが、電源と映像を一本で送るPoEなら、店舗のように台数が増えても動きが安定しやすいです。
無線
Wi-Fi・電池式
工事を減らせます。電波の届き方と、電池交換や充電の間隔を確認します。ルーターから遠い場所では向きません。
有線
LAN・PoE
配線は増えますが、映像が途切れにくいです。電源とデータをまとめるPoEは、店舗や事務所で候補になりやすいです。
どちらが合うかは、Wi-FiとPoEの選び方で詳しく比べています。コンセントやルーターの位置は電源と回線もあわせて見てください。
種類の次は、
配線の選び方を確認します。
家ならWi-Fi、店ならPoE、と決めつける必要はありません。電波と配線の負担から、合う方を選べます。
よくある質問
家の玄関には、屋内カメラと屋外カメラのどちらが向きますか?
雨や直射日光が当たる場所には、屋外対応の製品を選びます。玄関の内側で、雨がかからない位置なら屋内カメラでも使えることがあります。箱の表記だけでなく、取扱説明書の使用場所と防塵・防水の目安を確認してください。
有線と無線は、どちらが扱いやすいですか?
配線を減らしたい家庭では無線(Wi-Fi)が選ばれやすいです。店舗や事務所で台数が増えると、電源と映像をまとめて送れる有線(PoE)の方が安定しやすいことがあります。電波の届き方と、コンセントやLANの取り回しの両方を見て決めます。