まず、何を映したいのかを決めます。
玄関なら、ドアを開けた人と、宅配の置き場所。店なら、出入口、レジ、在庫の出入り口。見る場所が複数あるときは、1台で全部をカバーしようとせず、優先順位を決めます。
家の玄関・門
顔と手元が分かる向きにします。インターホンの死角、靴箱の陰、植木の影も確認します。
駐車場
車の出入りと、人の動線の両方を見ます。ナンバーを優先するか、人の顔を優先するかで画角が変わります。
店舗の出入口・レジ
入店と会計の流れを優先します。棚の裏やトイレ付近は、必要以上に映さない向きにします。
高すぎても低すぎても、見たいものが残りません。
天井近い位置は壊されにくい一方、帽子や傘で顔が隠れやすくなります。手の届く高さは向きを変えられたり、本体を外されたりします。製品の画角(広い・狭い)を見ながら、仮止めしてスマートフォンのプレビューで確認すると失敗が減ります。
- 西日や玄関灯がレンズに直接入らない向きにする
- ドアを開けたときに、扉そのもので画面が埋まらないか確認する
- 雨どい、看板、のぼりが季節で画面を隠さないか見る
- 屋外なら、取付金具と壁の強度、配線の雨仕舞いも同時に見る
夜間に真っ暗になる場所は、画質と夜間の確認が先です。電源コードが届かない位置に置くと、あとから延長で不安定になります。電源と回線もあわせて見てください。置く場所から用品までまとめたいときは、防犯カメラプランナーでも確認できます。
死角を減らしつつ、映す範囲は必要な場所に絞ります。
警察庁のまちづくり要綱 (外部サイト) は、防犯カメラの設置場所や撮影する画角について、プライバシーへの配慮を求めています。死角をなくすことと、近隣の窓や歩道を広く映し続けることは別の判断です。
家庭では、自分の敷地と出入口を中心にします。店舗では、防犯に必要な範囲に絞り、更衣室やトイレ付近を映さない向きにします。撮影範囲の考え方は プライバシーの記事 にまとめています。
向きが決まったら、
夜に見えるかを確認します。
昼間きれいに映っても、赤外線や照明の条件で夜は別物になります。画素数だけの選び方を避けられます。
よくある質問
玄関カメラは、どのくらいの高さがよいですか?
顔が確認できる高さと、手で届きにくい高さのあいだで調整します。低すぎると通行人の顔が切れ、高すぎると帽子や傘で隠れやすくなります。製品の画角を見ながら、実際に仮置きして確認するのが確実です。
隣の家の窓が映ってもよいですか?
必要以上に近隣の敷地や窓を映さない向きにします。警察庁の要綱でも、プライバシーに配慮した設置場所と画角を求めています。詳しい考え方はプライバシーの記事と、記事下の公式資料を見てください。