ホーム/アクアリウム/金魚の冬越し

室内の金魚は、18℃をヒーターで保つ。
2℃以上の急変と、屋外のヒーターは別問題

室内の金魚水槽は、冬も18℃前後をヒーターで保ちます。ジェックスは、適応できる水温の幅は広い一方、急な変化で消化不良になると書いています。プラスマイナス2℃以上の変化は、突然死につながることがある、と別の記事にあります。屋外の発泡スチロールやバケツに、水槽用ヒーターは入れません。

この記事でわかること

  • 室内は、ヒーターで18℃を保つ、とジェックスが書いている
  • プラスマイナス2℃以上の変化は、突然死につながり得る
  • 水カビは水温20℃以下で出やすい、とも書いている
  • 水槽用ヒーターは屋外と、底の浅い容器では使えない
01

幅が広い魚でも、室内の目標は18℃です。

ジェックスの金魚の水槽づくり (外部サイト) は、金魚は温度変化に強く、適応水温域が広いので、細かく温度を管理する必要はない、と書いたうえで、急な変化に弱く消化不良にもなる、としています。ヒーターで18℃に保つ、がそこの結論です。水温計の項目として置かれています。

FishBaseのキンギョ (外部サイト) に記録された水温域は0〜41℃です。家庭の設定温度ではなく、野外や飼育の記録の幅です。同じページは、稚魚は成長に高い水温が要る、とも書いています。0℃を、室内水槽の冬の目標にはしません。ジェックスが室内に置いている数字は18℃です。

熱帯魚向けの26℃固定を、金魚の水槽へ流用するかは別です。26℃が魚種の記録に入るかは 冬の水温 で、ネオンテトラとベタを見ています。金魚の18℃は、その表の外にある数字です。

02

冬に壊しやすいのは、設定より、一度の差です。

突然死の記事 (外部サイト) は、水温の急な変化(プラスマイナス2℃以上)や、33℃以上への上昇がストレスになり、突然死につながることがある、と書いています。水槽を別の部屋へ移すときも、環境の温度差を見る、としています。

同じ記事は、水カビが水温20℃以下で出やすいので、水温の調節で予防する、とも書いています。水槽づくりが保つ18℃は、この20℃以下に入ります。二つの文章は並記されていて、18℃を別の温度へ上げる指示にはなっていません。

03

屋外の容器は、18℃の水槽の延長ではありません。

ヒーターの安全注意 (外部サイト) は、屋内専用とし、ペットボトル、バケツ、衣装ケース、発泡スチロール、底の浅い容器での使用を禁じています。屋外の金魚を、室内用のヒーターで18℃に保つ、という使い方はできません。

ヒーターを外してよいのは、水温が18℃以上ある春から秋です。冬に外す案内ではありません。季節の分け方は ヒーターを切るか にあります。メダカの屋外越冬が体長1.5cm以上を条件にしているのは、金魚の記事には書いていません。金魚の稚魚は水質悪化で突然死しやすい、と突然死の記事にあり、FishBaseは稚魚の成長に高い水温が要る、と記録しています。小さな金魚を屋外に残す根拠は、参照したジェックスの金魚記事にはありません。

水面が凍る容器、水が底まで減る容器は、室内の18℃維持とは別の事故です。蒸発した分の戻し方は 冬の足し水 で、メダカの屋外記事が水位の確認を書いています。

04

18℃を保っていても、一度に多くは食べられません。

水槽づくりは、金魚に胃がないので、食べた餌がすぐフンになる、と書いています。突然死の記事は、5cm程度の小さな金魚には1分以内、大きい金魚には5分程度で食べきる量を、1日に数回に分ける、としています。水槽に残りが見えなくても食べすぎはあり得る、とも書いています。水換えの当日は与えない、と水換えの記事にあります。冬に残しやすくなったときの見方は 冬の餌 です。

水換えは、基本は2週間に1回、水量の3分の1ほどです。初めて飼う人は1週間に1回、2分の1〜3分の1、と水換えの記事は書いています。足し水だけでは濃度が下がらないので、2週間に1回は水換えをする、と突然死の記事にあります。塩素はろ過バクテリアを殺すので、カルキは抜きます。

よくある質問

金魚の水槽は、冬も18℃ですか?

ジェックスの水槽づくりは、急な温度変化と消化不良を理由に、ヒーターで18℃に保つ、と書いています。適応できる水温の幅は広い、とも書いています。18℃は、その記事が室内水槽に置いている数字で、屋外の容器が何度まで下がってよいかは書いていません。

金魚は2℃違っても大丈夫ですか?

突然死の記事は、プラスマイナス2℃以上の変化や、33℃以上への上昇がストレスになり、突然死につながることがある、と書いています。水槽の場所を変えるときも、環境の温度差に注意する、としています。

屋外の金魚容器を、ヒーターで温められますか?

ジェックスは、観賞魚用ヒーターを屋内専用とし、発泡スチロールやバケツなど底の浅い容器での使用を禁じています。屋外の金魚を温める用途には使えません。