葉の穴だけで、虫の名前や病名を決めない
| 見つけたもの | 次に見る場所 |
|---|---|
| 穴・かじられた跡 | 葉の裏、株元、虫のふん。日中に見つからなければ時間を変えて観察。 |
| 新芽に小さな虫が集まる | 新芽と葉の裏。アブラムシなどがいないかを観察。 |
| 斑点・白い粉・枯れ広がり | 葉の表裏と株全体。写真を撮り、病気の栽培情報と比べる。 |
| 根にこぶ、株の生育不良 | 根と前作の状態。土に残る病気の可能性も調べる。 |
小松菜、キャベツ、白菜などのアブラナ科には、アオムシやコナガなどの虫がつきます。葉物は食べる部分が傷むため、被害が小さいうちに見つけることが役立ちます。
防虫ネットは、種まき・植え付けのあとから
- 葉が伸びる空間を残して支柱を設置します。
- ネットで全体を覆い、裾と両端のすき間を閉じます。
- 水やりや収穫で開けたあとは、虫が入っていないか見て閉じます。
ネットを掛ける前から虫や卵が残っていると、中で被害が広がります。ネット越しだけで済ませず、葉の裏も定期的に見ます。畑では裾を土などで固定し、プランターでは縁に合う留め方を選びます。
取り除く対処と、原因を調べる対処を分ける
少数の虫は、種類を見て取り除く方法があります。病気が疑われる場合は、どの葉から広がったか、根や茎にも変化があるかを記録します。虫と病気だけでなく、水や肥料による不調もあるため、症状から調べるガイドも使えます。
病気が出た株の土や資材は、次の栽培にそのまま回さず、病気ごとの処理方法を調べます。特に同じ科の野菜を続けて植える場合は、土に残る原因にも注意します。
作物、対象の虫・病気、使用時期をラベルで読む
登録農薬を使う場合は、栽培している野菜と対象の病害虫に使える製品を選びます。希釈倍率、使用量、回数、収穫前日数などの条件を守ります。別の野菜に使える製品でも、そのまま流用できるとは限りません。
適用作物に「野菜類」などの作物群が書かれている場合は、栽培している野菜がその範囲に含まれるかを確かめます。作物名だけを探して判断せず、ラベルの適用表とメーカーの案内を読みます。
食酢や重曹には、登録を要しない「特定農薬」の制度があります。ただし、家庭にあるものを混ぜれば虫や病気に効くという意味ではありません。使う際は公的な留意事項を確かめ、自己流の濃度や混合で散布しないようにします。