01
公式は、「リスクを減らす」と書いています。
Hardening WordPress は、完全に安全なシステムを探す話ではない、と前置きしています。適切な備えを重ねて、狙われにくくし、被害を小さくする、という立場です。
同じ記事は、ホスト(サーバー)の責任と、サイト側の責任を分けています。サーバー会社はインフラを守りますが、入れたアプリケーション(WordPressやプラグイン)までは、利用側の範囲です。
パソコン側のウイルス対策も、対象です。公式は、キーロガーが付いた端末では、サーバー側をいくら固めても意味が薄い、と書いています。管理画面は、信頼できる端末と回線から開いてください。
02
小さな会社が、先に揃える6つ。
- 更新する。本体・テーマ・プラグインを最新に近づける。古い版はセキュリティ更新の対象外です。
- 強いパスワードにする。公式は、推測されにくく、総当たりにも耐えるものを勧めています。管理画面の強度メーターも使えます。
- 権限を最小にする。日常の文章直しに、管理者権限は必須ではありません。担当が変わったら、アカウントも見直します。
- 入手元を限る。テーマとプラグインは、WordPress.org のディレクトリか、よく知られた提供元から。
- HTTPS で開く。公式の動作環境でも推奨されています。住所や問い合わせを扱う会社サイトでは、特に見ます。
- バックアップを取る。公式は、備えのテーマの一つに「準備と知識」を挙げ、定期的なバックアップと復旧の計画を求めています。
これ以外にも、ファイル権限、管理画面の追加防護、編集機能の制限など、公式には詳しい項目があります。社内で踏み込む範囲は、必要に応じて公式記事と相談先で判断してください。
03
やってはいけないこと。
- 公式以外の怪しいサイトから、本体をダウンロードする。公式は wordpress.org 以外から入れない、と明記しています
- 来歴の分からない「無料の有料テーマ/プラグイン」を入れる
- 管理者のIDとパスワードを、複数人で使い回す
- 使っていないプラグインを、止めずに残し続ける
- カフェなど、信頼できない回線で管理画面に入る
日本語の案内は、WordPress のセキュリティ強化からも辿れます。英語版の方が新しい記述があるため、重要な判断は両方を見ると安心です。
04
更新とバックアップと、同じ週に見る。
セキュリティだけを独立した作業にすると、続きません。月次や週次の点検に、更新とバックアップと並べると、忘れにくいです。
自分で続けるか、任せたいかは、公開後の作業一覧でも触れています。見る項目は、担当が誰でも同じです。
NEXT STEP
入口を減らしたら、
手入れの一覧へ。
更新、バックアップ、サーバー確認まで含めると、公開後の姿が見えてきます。
次に読む / 05
更新しないとどうなるか
古い版を使い続けること自体が、リスクです。
続きを読む →次に読む / 06
バックアップの考え方
備えの一部は、戻せるコピーを持つことです。
続きを読む →次に読む / 08
公開後に必要な作業
日常の点検に、セキュリティも入れます。
続きを読む →WordPressガイド
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考え方と作り方の記事から、今知りたいところを選べます。
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