01
更新するものは、ひとつではありません。
管理画面の「更新」に並ぶものは、だいたい次の4つです。
WordPress本体
コアと呼ばれる中心部分です。公式は、常に最新版へ上げるよう案内しています。
テーマ
見た目の土台です。使っているテーマに更新があれば、本体と別に適用します。
プラグイン
足した機能の数だけ、更新対象も増えます。使っていないものは停止・削除を検討します。
翻訳ファイルも、更新一覧に出ることがあります。加えて、サーバー側の PHP バージョンが古いままだと、本体が求める環境から外れていきます。サーバーの話はサーバーとの関係へ。
02
止めると、穴の情報が残ります。
公式の「Hardening WordPress」は、新しい版が出ると、直した内容が公になりやすい、と説明しています。古い版を使い続けると、その情報を手がかりにした攻撃の対象になり得ます。古いWordPressは、セキュリティ更新の対象外です。
- 本体やプラグインの既知の弱点が、直されないまま残る
- 管理画面への不正ログインや、改ざんのリスクが上がる
- 新しい本体と、古いプラグインの相性が合わなくなる
- 問い合わせや表示が、突然おかしく見えることがある
「今動いている」と「安全」は、同じではありません。会社の電話番号や問い合わせが載っているサイトほど、放置の影響は大きく見えます。
03
公式は、バックアップしてから更新、です。
Updating WordPress と、日本語のWordPress のアップグレードは、次の順を案内しています。
- 始める前に、サイトをバックアップする
- 管理画面の告知、または「ダッシュボード → 更新」を開く
- ワンクリック更新(「いますぐ更新」)で進めるのが、多くの環境での基本
- うまくいかないときは、手動更新の手順がある
WordPress 3.7 以降は、マイナー更新やセキュリティ更新を、背景で自動適用できる、という案内です。大きな機能追加を含むメジャー更新は、ボタン操作が残ることがあります。自動更新の範囲は、環境と設定で変わります。
更新の詳細なクリック手順は、公式ドキュメントを優先してください。画面の文言は、バージョンで変わります。
04
自分で続けるか、任せたいか。
✓自分でやる
- 月に一度は、更新一覧を開ける
- バックアップの場所を、社内で知っている
- 表示確認まで、担当が追える
任せたい
- 管理画面に、日常的に触れない
- 失敗したときの戻し方が分からない
- サーバー契約とセットで見てほしい
どちらでも、見るべきことは同じです。更新、バックアップ、セキュリティ、サーバーの確認は、公開後も続きます。社内で続ける会社も、信頼できる相手に任せる会社もあります。任せたいときの具体的な相談先は、このガイドでもこれから整えていきます。いまは、何を確認するかを共有しておきましょう。
NEXT STEP
更新の前にバックアップ、
公開後は一覧で見る。
戻せる準備と、手入れの全体像を持っておくと、更新ボタンで止まりにくくなります。
次に読む / 06
バックアップの考え方
更新の前に取る、ファイルとデータベースの考え方です。
続きを読む →次に読む / 07
セキュリティの最低ライン
更新は、セキュリティの最低ラインでもあります。
続きを読む →次に読む / 08
公開後に必要な作業
公開後に残る作業を、一覧で見ます。
続きを読む →WordPressガイド
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考え方と作り方の記事から、今知りたいところを選べます。
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