サイトを開くには、ドメイン・サーバー・WordPressの3つがそろう必要があります
ドメインは example.co.jp のような名前で、メールアドレスの@より後ろにも使います。サーバーは、ファイルとデータベースを置いて、その名前で開かれたときにページを返すコンピューター。WordPressはサーバーの上で動き、管理画面で書いた文章をページに組み立てます。
3つは契約先も支払いも別になります。WordPress本体は WordPress.org (外部サイト) が無料で配っているので、お金を払うのはドメインとサーバーの2つです。レンタルサーバーには、ドメインを無料で付ける特典や、WordPressを管理画面から入れる機能を持つものがあり、申込みが1回で済むように見えます。それでも中身は別々で、ドメインの更新を止めればサーバーが動いていてもサイトは開かなくなります。
名前とサーバーをつなぐのはDNSの設定です。仕組みはドメインとサーバーの関係に書きました。
借りるサーバーには、PHPとデータベースとHTTPSが要ります
WordPressは PHP というプログラムで動き、記事や設定をデータベースに保存します。 WordPress.org の動作環境 (外部サイト) (2026年5月7日更新)が推奨する条件は次のとおりです。
| 項目 | 推奨 | 補足 |
|---|---|---|
| PHP | 8.3 以上 | 7.4 以上でも動くが、サポートが終わった版で脆弱性が残りうる |
| データベース | MariaDB 10.11 以上、または MySQL 8.0 以上 | MySQL 5.5.5 以上でも動くが、同じ但し書きがある |
| 通信 | HTTPS | 暗号化した通信でページを送る |
| Webサーバー | Apache または Nginx | PHPとMySQLが動けば、ほかのものでもよい |
エックスサーバーは、機能一覧でデータベースが MariaDB 10.11、独自SSL(HTTPS)が全プラン無料になっていて、PHP も 8.3 以上を選べます。比べるときに見るほかの条件はサーバーの選び方に書きました。
サーバーを借りても、ページは空のまま
サーバーの契約で手に入るのは置き場所だけです。WordPressを入れ、会社概要や問い合わせのページを書くまで、訪問者に見せるものはありません。入れ方はインストール、作る順番はホームページの作り方に書きました。
WordPress.com は、ソフトと置き場所をまとめて貸すサービスで、レンタルサーバーとは別の契約になります。WordPress.com のプラン料金とレンタルサーバー代を足して比べると、同じ置き場所を二重に数えてしまいます。違いはWordPress.comの料金で説明しました。
メールが届かないときも、サーバーを替える前にDNSを見ます。サイトのサーバーとメールの受け先は、DNSの別の行(MXレコード)で決まっています。MXレコードに書き方があります。
エックスサーバーで借りるときの料金
スタンダードは12か月契約で月1,100円、最初に13,200円を払います(税込、初期費用0円)。12か月以上の契約なら .com などのドメインが1つ無料で付き、メールアドレスは何個でも作れます。11月4日17時までは12か月以上が約30%引きで、12か月なら11,880円です。ほかのプランとの差はエックスサーバーの料金とプランに書きました。
よくある質問
WordPressのサーバーとは?
WordPressのファイルとデータベースを置き、ページを外から開けるようにするコンピューターのことです。会社サイトでは、レンタルサーバーを借りるのが普通です。WordPress.org の推奨は PHP 8.3 以上、MariaDB 10.11 以上または MySQL 8.0 以上、HTTPS になります。
WordPressとレンタルサーバーは同じもの?
違います。WordPressはページを組み立てるソフトで、レンタルサーバーはそれを動かす場所です。サーバーを契約しただけではWordPressは入っておらず、入れても会社の文章や写真は自分で書いて載せます。
参照した資料
2026年11月1日に、次のページで照合しました。