制作会社を通さずに直せて、ページをあとから増やせます
営業時間、料金表、休業日のお知らせ。WordPressなら、管理画面にログインできる社員が自分で直して公開できます。制作会社に修正を頼んで数日待つ、という流れがなくなります。
ページの数にも制限はありません。WordPress.org の固定ページの説明は、固定ページは好きなだけ追加でき、何度でも書き換えられるとしています。最初は会社概要と問い合わせだけで公開し、実績や採用のページを後から足してもかまいません。
ソフトは GPL で配布されていて、使用料もライセンス料もかかりません(WordPress.org)。文章と画像は自分が契約したサーバーに置かれるので、サーバー会社を替えるときも中身ごと持っていけます。手順は引っ越しの全体像に書きました。
管理画面を開く人がいない会社には、負担のほうが大きくなります
次のどれかに当てはまるなら、WordPress以外の作り方と比べてください。
- 公開したあと、誰も管理画面にログインしない
- サーバーとドメインの契約者や更新月を、社内の誰も把握していない
- 載せるのは会社概要と連絡先の1ページだけで、増やす予定がない
代わりになるのは、置き場所と更新を運営会社が受け持つホームページ作成サービスや WordPress.com、または制作と公開後の保守をまとめて頼む方法です。違いはホームページの作り方の選択肢と自分で作るか外注かで比べています。
公開後も、更新・バックアップ・パスワード・契約の更新が残ります
WordPress のセキュリティ強化の手引きは、本体を常に最新に保ち、プラグインも更新し、使っていないものは削除するよう書いています。プラグインの更新前には、その時点のバックアップを取るようプラグイン管理の説明にもあります。会社に残る作業は次の4つです。
- 本体・テーマ・プラグインの更新。順番と戻し方は更新しないとどうなるか
- ファイルとデータベースのバックアップ。バックアップの考え方
- 長く推測されにくいパスワードと、2段階認証。セキュリティの最低ライン
- サーバーとドメインの契約更新。期限が切れるとサイトもメールも止まります
どれも、担当者が辞めた途端に止まりやすい作業です。管理画面のアカウントとサーバーの契約は、個人ではなく会社の名義とアドレスで作っておきます。作業の一覧は公開後の作業にあります。
よくある質問
社員が数人の会社でもWordPressは使える?
使えます。人数より、公開後の更新を誰が受け持つかで決まります。本体・テーマ・プラグインの更新、バックアップ、サーバーとドメインの契約更新は、ページを書かない月でも止められません。担当者の名前を決められるなら使えます。
更新を見る人がいないときは、どうする?
ホームページ作成サービスのように更新を運営側が受け持つ契約にするか、制作会社に公開後の保守まで含めて頼みます。保守を頼むなら、見積書に本体とプラグインの更新、バックアップの保管先が書かれているかを見てください。
参照した資料
2026年11月1日に、次のページで照合しました。