家庭菜園 ガイド

そら豆の育て方

秋に種をまき、小さな苗で冬を越して翌年の5〜6月にサヤを採ります。越冬時の本葉が5枚を超えると、寒さで傷みやすくなります。

いつ植えて、いつ採れる?

そら豆の栽培時期(中間地・屋外)
作り方 種まき 苗の植え付け 収穫
秋まき・翌初夏採り 10月・11月 — 翌年5〜6月

中間地(関東などの平地)の屋外栽培が目安です。寒冷地・暖地、標高、品種で時期が変わります。月の途中から始まる適期もあるため、種袋・苗のラベルと霜の予報を優先してください。

酸性の土と、マメ科の連作を嫌います。同じ場所のマメ科は3〜4年空けます。幼苗はマイナス5℃程度に耐えますが、春に伸び始めてからの霜には弱くなります。寒冷地は春まきが種袋にあることが多いです。

地域で始める月が違う

この表の中間地は10月と11月の種まきです。サカタのタネは、越冬時の本葉が5枚以上になると耐寒性が落ちる、と書いています。まき日は、冬までにその葉数を超えない月を種袋で選びます。

植え始めと収穫の目安
地域始める時期収穫
寒冷地秋まきは凍害が出やすい。春まきを袋で見る袋の収穫期
中間地10〜11月に種。本葉5枚以下で越冬翌年5〜6月
暖地秋まき。大株になる前の月を袋で選ぶ翌春〜初夏

植える準備と始め方

秋に種から。株間45〜50cm。越冬は小苗。

種のおはぐろを斜め下に向け、頭がわずかに見えるくらい浅く押し込みます。株間は45〜50cm。畑は種まきの2週間以上前に苦土石灰、1週間前に堆肥と元肥を入れます。サカタのタネの施肥例は、1平方メートル当たり苦土石灰約150g、堆肥約2kg、化成肥料(8-8-8)約50gです。

プランターで育てる場合は、容器の大きさと深さを先に決めます。庭では水がたまる場所を避け、植える前に土を整えます。

この順で植える

  1. マメ科を3〜4年作っていない場所を選ぶ。
  2. 2週間以上前に苦土石灰、1週間前に堆肥と元肥を入れる。
  3. おはぐろを斜め下に向け、頭がわずかに見える浅さまきにする。
  4. 株間は45〜50cm。1カ所にまく粒数は種袋に従う。
  5. 発芽後、冬までに本葉5枚を超えていたら、寒冷紗や不織布で株を守る。

同じ月に種をまくスナップエンドウも、小さな苗で冬を越します。採るのはサヤの太さで違います。

外れやすい作業

早くまいて大株で冬を越す

幼苗はマイナス5℃程度に耐えます。葉が増えた株は寒さに負けます。10月上旬より前にまきたくなったら、種袋の最早月を見ます。

種を深く埋める

おはぐろを下にして浅く押し込みます。水をやったあとに種が見えすぎたら、薄い土を足す程度にします。

アブラムシを残す

アブラムシはウイルスを運び、葉が縮んだ株は治りません。サカタのタネは、その株を抜くように書いています。

育つ途中の手入れ

春に枝が増えたら、太く節間の詰まった枝を6〜8本残して整枝し、倒伏防止に支柱やひもで囲みます。アブラムシはウイルスを運ぶため、見つけたら早めに取り除くか、登録のある薬剤の表示に従います。

水やりは日数を固定せず、土の乾きに合わせて行います。肥料の量は、育てる面積や容器に合わせて製品の表示を使います。

採りどきを見分ける

開花後35〜40日、上を向いていたサヤがふくらんで横から下を向き、マメのへそが黒くなり始めたころが採りどきです。遅れると食味が落ちます。

サヤの色が濃く光るころが採りどきです。上を向いたまま残すと、中のマメが固くなります。

年間表の収穫月は、その作り方で育てた場合の目安です。実際に植えた日と品種の栽培日数を記録し、株の大きさや実の状態と合わせて判断します。

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