12月に動くのは、プランターのにんにくと、早生の玉ねぎ
| 作物と場所 | 出典の月 | 1回の量 |
|---|---|---|
| にんにく・プランター | 12月、2月、3月。液肥なら3月までに4、5回でもよい | 幅65cmで8-8-8を20g(サカタのタネ) |
| にんにく・畑 | 2月上旬と3月上旬。マルチは生育が悪いときだけ2月上旬 | 1平方メートル当たり化成肥料30gほど(タキイ) |
| 玉ねぎ・早生 | 1回目が12月下旬〜1月上旬。止め肥は2月上中旬 | 畑の成分量。プランターのグラムはマニュアルにない |
| 玉ねぎ・中生〜晩生 | 1月上旬、2月上旬、止め肥は3月上旬 | 元肥と追肥を半量ずつ、という畑の分け方 |
植え付けからの日数と、食用の球を使わない理由はにんにくの植え付け時期です。本州の苗が11月である理由と、北海道を春まきにする理由は玉ねぎの苗を植える時期です。
えんどうは別の月です。タキイは、追肥を2月中旬までにうねの肩へ施し、株元へ土を寄せる、としています。成分の目安はチッソで10平方メートル当たり30g程度です。絹さやは土寄せ、開花、収穫始めの3回、実えんどるとスナップはサヤが太る時期に1回程度、とも書いています。詳細はえんどうの採り方です。
低温の一般論で、指定された12月を消さない
サカタのタネの吉田氏は、冬の低温では土に肥料があっても根が吸いにくく、足すと濃度が上がって根を傷める、環境が整わないときは追肥しない、とプランター全般について書いています。にんにくと玉ねぎは、種苗会社が月と量を別に指定しています。一般論で12月の20gを省かず、指定の月に、指定の容器へだけ入れます。
8-8-8は、肥料の重さに対する成分の割合です。20gという重さそのものではありません。製品が変わったら、同じグラムで置き換えません。畑の「1平方メートル当たり」を1鉢へ全量入れると多くなります。成分の読み方は肥料の表示です。
草は、株元を掘らず、肥料を置く側で取る
タキイの防寒資材の説明では、冬の黒マルチは地温が上がりやすく、雑草も抑えます。透明は光を通すので草も出ます。穴の間隔は、植える株間に合わせます。にんにくの畑では、タマネギ用マルチ(穴の間隔15cm)も可、とタキイは書いています。
追肥のときに土を動かす範囲は、吉田氏のプランター手順が具体的です。縁に沿って幅5cm、深さ5cm。株と株の間は根を切るので避けます。液肥のときは、中耕を追肥のたびではなく1カ月に1回を目安に、としています。タキイの玉ねぎマニュアルに、「何月に草を取れ」という月の指定はありません。肥料を置く場所の草を、その週に除きます。
マルチの上へ肥料をばらまく位置は、にんにくのタキイの文面にありません。生育が悪いときの2月上旬は、1平方メートル当たり30gほどを、穴のところへ寄せます。
キャベツといちごは、年内の追肥を重ねない
春どりキャベツの追肥は、サカタのタネの栽培で年内には行いません。春に葉が動き出してから1回目、結球が始まるころに2回目です。1回は1平方メートル当たり化成肥料約50gで、中耕と土寄せを同時にします。
いちごは、肥料が多いと花が咲かない、とサカタのタネは書いています。年内に追肥を重ねる月にはしていません。クラウンの深さと受粉はいちごの育て方です。
よくある質問
12月に、玉ねぎへもにんにくと同じ20gを足しますか?
20gは、サカタのタネが幅65cmのプランターのにんにくへ書いた量です。玉ねぎのタキイの説明は畑の成分量で、早生の1回目は12月下旬〜1月上旬、止め肥は2月上中旬です。鉢の20gを、玉ねぎの畝へ置き換えません。
マルチの上から、肥料をまいてよいですか?
タキイのにんにくは、マルチ栽培では生育が悪いときだけ2月上旬に、1平方メートル当たり30gほど、としています。シートの上へばらまく位置は書いてありません。穴のあいた株元へ寄せ、草が穴をふさいでいれば先に除きます。